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108-0072
東京都港区白金3-1-15-3F tel&fax. 03-6383-0626 i@yamamotogendai.org [開廊時間] 火〜土曜日: 午前11時〜午後7時 日・月・祝日 休廊 その他のジャンル
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2011年 11月 02日
先月開催した平川なつみ展「ユートピア」フォトレポートです。
故郷大分でこつこつと制作を重ねている平川。 昨年は熊本市現代美術館で個展を開催し、作品が同美術館のコレクションになるなど、 着実に活躍の場を拡げています。 今展では、彼女の最新作をご紹介しました。 相変わらずの不思議な世界です。 平川によればlこれは「夢の中の理想や遊園地、音楽や行ったことのある場所から受けた印象、奇妙に感じたものへの好奇心」から生まれた世界で、「これらを想うことは完全なる現実逃避」でありつつも、それこそが平川にとっての「もう一つの現実」なのだと言います。 「HATOBA」 波止場に、ヨーヨーを持ったセーラー服の女の子と、肉塊を持った男性が佇んでいます。。 「都会の洞穴」 この作品の中には様々に奇妙な世界が描きこまれています。 拡大してみると 一点の絵の中に、多くの世界観が隠されているのが彼女の作品の魅力です。 ご来場下さった皆様、ありがとうございました。 #
by yamamotogendai
| 2011-11-02 18:03
| Exhibition
2011年 09月 09日
先週末よりグループ展「Subjective Objects」を開催しております。
6名の作家による様々な形式で制作された立体作品をご紹介しています。 松宮硝子「Duquheaper -hide-」, 2011 Duquheaperという松宮が発見した生物の結晶体です。その他、壁に寄生しているものもいます。 森靖「Super Star Freak Out BALZAC」, 2011 エルビス・プレスリーとオノレ・ド・バルザックが融合した作品。表情の豊かさもさることながら、巨木が斜めに維持されている絶妙なバランスも見所です。 田中圭介「花天」, 2011 約3メートルの巨大な風景です。遥か上空が「菊の花」になっています。 原真一「綿帽子 -トライアングル」, 2011 山本現代では初の展示になる原真一の新作です。大理石のつややかな花嫁とエクトプラズム。 西尾康之「クロレラ(taro)」, 2011 この作品は「生きて」います。鼻の先から尻尾の先まで生命体で満たされています。 青木克世「予知夢V」, 2008 陶器の透明感が美しい作品。 日本独自の進化を遂げた彫刻作品を並列に見ることで、新たな可能性を考える機会になれば幸いです。 10/1まで開催していますので、是非ご覧下さい。 #
by yamamotogendai
| 2011-09-09 20:31
| Exhibition
2011年 08月 26日
本日8月26日より、アート台北2011が始まりました。
山本現代はブースG01にて宇治野宗輝の新作を展示しています。 台北にいらっしゃる方はぜひお立寄りください! 8月29日月曜日までの開催です。 ART TAIPEi 2011 opened today. Latest works by UJINO are on view at our booth G01. Please stop by if you are in Taipei this weekend. The fair runs through Monday, August 29th. ART TAIPEI 2011 Official Website www.art-taipei.com #
by yamamotogendai
| 2011-08-26 19:02
| ART fair
2011年 07月 20日
7月2日より開催したヤノベケンジ展。
今展では、10年前に制作された代表作「大地のアンテナ」を中心に展示いたしました。 1997年のチェルノブイリ訪問から得た貴重な経験から制作されたこの作品は、単にその事故や教訓を模すのではなく、以後、世界の様々な事象を感知/発信する「アンテナ」のような役割を果たそうとする、作家自身の強い意思をあらわした作品です。 ソルトフラットで撮影された「未来の廃墟」ライトボックス(2001) 「アトムスーツ・プロジェクト:大地のアンテナ」(2001) 白い大地は塩で作られています。 空也上人像を模したヤノベフィギュア 口元から生まれているのは仏ではなく6体の「アトムスーツフィギュア」です。 無数に並んだアトムスーツフィギュアの中には、アンテナが立っているタイプが混じっています。 このアンテナはガイガーミュラー管です。放射線を感知し、ピッという音とともに胸のランプが反応します。会場には、まるで鍾乳洞にいるような、水滴に似た音が響いています。 1990年のデビュー展より20年、ヤノベは日本のアートシーンを牽引する作家として時代を駆け抜けてきました。 冷戦、湾岸戦争、原発事故といった暗雲が立ちこめる世紀末に生を受けたものとして、自らが生き残る(サヴァイバル)ための装置を展開した90年代前半。幼少の頃の大阪万博跡地での体験を創作の原点に見立てた“未来の廃墟への巡礼”というテーマを軸に、漫画やサブカルチャーの影響を意識的に備えた作品で社会問題を提示するヤノベは20代の頃より高い評価を得ていました。 しかし95年に発生した阪神淡路大震災と地下鉄サリン事件という「現実」、97年に赴いたチェルノブイリで目の当たりにした「現実」は、時代の寵児としてもてはやされ国際的な評価を得ていたそれまでのヤノベの「妄想」世界を打ち砕きます。 その後、チェルノブイリ訪問の衝撃から得た「子供たちに未来を与えられるものを作りたい」という欲求のもと、新世紀の幕開けとともにそれまでの「サヴァイバル」というテーマを「リヴァイバル(再生)」へと大きく転換させました。 この『大地のアンテナ』は、ちょうど「サヴァイバル」と「リヴァイバル」の間に作られた作品で、いわば再生へ向けてのゼロ地点に立つ作品とも言えます。 震災を乗り越え、これから再生に向かう今の私たちと同じ地平に佇んでいるのかもしれません。 この他に発表された作品はこちら。 『エマージェンシー・ショッパーズ』(1999-2011) ed.1/10 こちらのエディションはガイガーカウンターが入っています。 『エマージェンシー・ショッパーズ』(1999-2011) ed.2/10 こちらは日用品のセット。 直訳すれば「緊急時の買い物客」というタイトルのこの作品。 99年にはヤノベの妄想の世界でパッケージにされたグッズたちですが、今の私たちには哀しい程にリアルなものばかりですね。。 そのほか、98年に描かれた絵日記を展示いたしました。 最後に、2007年発行された「トらやんの大冒険」あとがきより。 1997年6月、私は放射能防護服「アトム・スーツ」に身を包み人類史上最悪の原発事故を起こしたチェルノブイリを訪れた。 ヤノベの最新活動はこちらから↓ ヤノベケンジ公式ホームページ #
by yamamotogendai
| 2011-07-20 15:49
| Exhibition
2011年 06月 10日
先週から開催中の第54回ヴェネツィア・ビエンナーレ国際美術展に、マカオ代表としてエドガー・マーティンズが参加しています。
さっそくですが、現地からの写真を。 「Dwarf Exoplanets & Other Sophisms」シリーズの新作を展示しています。 Edgar Martins is currently participating in the Venice Biennale, representing Macau. On view in Macau Pavillion at Arsenale is new works from the series "Dwarf Exoplanets & Other Sophisms." Here are some shots of the exhibition. 会期は11月27日まで。ビエンナーレに行かれる方は、お見逃しなく! The Biennale opened last week, and runs through November 27th. Mobility and Memory, Macau Pavillion Arsenale, Castello 2126/A (Campo della Tana) The Venice Biennale Official Website #
by yamamotogendai
| 2011-06-10 11:20
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